昨日の夕食時、マーケットの2階にある安い食堂のおばちゃんにあることを尋ねた。
『オリャンタイタンボまで歩いて行けますか?』
するとおばちゃんは、『82kmまで歩いてそこから車で行けるよ。』と行った。
おばちゃんの話によると、8時間くらいで歩けるらしい。
初めのうちは、オリャンタイタンボまで82km歩くのかと思っていたが、そんな距離を荷物を持って8時間で歩けるはずも無い。
ちなみにオリャンタイタンボというのは、ちょうどクスコとマチュピチュ村の間くらいにある町の名前である。
そこまで行ければ車で2時間程でクスコまで行けるうえに、行きのように遠回りしなくてもいい。
宿で、『オリャンタイタンボまで歩いた人がいるらしい。』との噂を聞いたので、行けるなら行ってやろうと思い、現地の人に聞き込みをしている次第である。
夕食後にコーヒーを飲みに立ち寄った、やっぱりマーケットの2階にあるコーヒー屋のお兄さんに聞いてみた。
『オリャンタイタンボまで歩いて行けますか?』
するとお兄さんは、『4時間あったらいけるよ。』と答えた。
宿に戻る時に立ち寄った、商店のおばちゃんに聞いてみた。
『オリャンタイタンボまで歩いて行けますか?』
するとおばちゃんは、『8時間あったらいけるよ。』と答えた。
宿に戻ってフロントで鍵を受け取る時に、フロントのお兄さんに聞いてみた。
『オリャンタイタンボまで歩いて行けますか?』
お兄さんは何故か『何を言ってるのかわからない。』と言い、別の従業員を呼んできた。スペイン語が伝わってなかったってことは無いと思うんだけど・・・
別の従業員の人は『早朝に出たら夜には着く。』と答えた。
多数決で行くと、8時間あったら行けそうだ。
ただ、宿のお兄さんの話が気になる。そして、82kmって何なのかが気になる。

翌朝7時に宿を出る。食料のパン、フルーツ、水は昨日のうちに買っておいた。
朝5時頃に目が覚めた時には、外からザァザァと雨の音が聞こえていたのだが、今はパラパラと降っているだけだ。
少し歩いたところにある線路に出て、線路沿いを東に向かって歩く。
82km。
その答えは、歩き始めてすぐに出た。

線路沿いに距離を現す標識が立っているのである。
それがどこからの距離なのかは分からないけど、とにかく『82』まで進めばそこから車が出ているはずだ。
歩いていると、同じように線路上を歩いている現地人とすれ違う。
現地の人はたいてい小走りをしているか、とてつもなく大きな荷物を背負っている。

やっと10km。約2時間。なかなかいいペース。

少し休憩して、水を飲む。
『昼になると太陽が出てきて鬱陶しいなぁ。』と高ちゃんは言っているが、周りの高い山々が太陽を遮ってくれて、横を流れる川からは冷たい風を吹いてくる。

綺麗な山々の景色を見ながら、ひたすら歩き続ける。

列車の上部がガラス張りになっていて、移動中に景色が見えるのが売りのクスコ~マチュピチュ間の列車『ビスタドーム』なんか目じゃない。
こちとら365度パノラマの景色の中何時間も歩き続けてんだ。

90km地点には、ちょうど休憩できそうな川原があった。
草をむしゃむしゃ食べている牛達に気をつけながら川原に腰を下ろす。

昨日のうちに買っておいた果物をむしゃむしゃと食べる。
それにしても日本は果物高いなぁ。

メロンの味がするピーナという果物。
再び82km地点を目指して歩き出す。
82km地点に近くなったところで、マチュピチュにあったような段々畑や遺跡が姿を現した。

マチュピチュ村から歩き続けること約7時間、ついに82km地点に到着!

82km地点には、村がありインカトレイルのスタート地点があった。

ここからコレクティーボを乗り継いでオリャンタイタンボ⇒ウルバンバへと向かった後にバスでクスコへと戻った。
■本日の移動費■
コレクティーボ(2台) 3sol(≒120円)
バス 3.5sol(≒140円)
マチュピチュも含めてかなり歩いたし時間はかかったけど、なかなか充実した3日だった。
さぁ、チチカカ湖へと向かおう!!!

オリャンタイタンボの屋台にいた子供。
コメントを残す