旧市街からタクシーで約15分の場所にそれはある。
山付近に到着後、ケーブルカーで山に登る。
かなりの高所まで登るケーブルカーは雲に入り、周りの植物は高山植物へと変わっているのか背が低くなっていく。
ケーブルカーを降りたところにある看板には4100mと書かれてあり、ここがピチンチャ山登山のスタート地点となる。
4100m。
既に富士山よりも高いこの場所から約4800m弱の山頂まで、順調に進めれば往復5時間。
但し、初めての登山のうえ今まで味わったことの無い高度のため、高山病で登れなくなる可能性もある。
時刻は11時を過ぎており、夕方過ぎに下山するためにはすぐに登り始める必要があるので早速登ることに。
始めは緩やかな高低差の山道。
さすがにしんどいものの、ボゴタからの高地生活で高地順応できていたためか、高山病の気配は無い。
一緒に登っている高ちゃんとコトパクシ帰りの真輝君も大丈夫のようだ。
ちなみに真輝君のコトパクシ挑戦は、頂上まであと300mのところでタイムアップになり、失敗に終わったらしい。
ただし50~60度もあるコトパクシの斜面は100m登るのに1時間かかるらしく、真輝君と一緒に行った11人のメンバーの中で頂上まで行けたのは1人だけだったと言う。
天候にも恵まれ、快晴の中キトの街や周りの山々を見ながら山道をひたすら登っていく。
日頃山など登らないので、坂道を登る度にふくらはぎが痛い。
2時間程登ったところで、空模様が怪しくなり高度が上がったせいもあるのかあられが少し降ってきた。
そして今まで山道だった道はかなり急な砂利道へと変わった。

この砂利道はかなりきつく、歩いても歩いても足が砂にとられてなかなか進まない。
上から降りてきた人に聞くと、頂上まではあと1時間程だという。
天候と時間を心配して、これ以上視界が悪くなったら下山しようという条件でひたすら砂利道を登り続ける。
やっとのことで山道を登り終えると今度は道が岩肌に変わる。
すれ違う人によるとあと20分程で頂上らしいのだが、頂上に辿り着くには、かなり急な岩を登らなければいけない。

それでももう少しだと自分に言い聞かせ、岩をひたすら登っていく。
かなり急角度の岩なので、落ちたら確実に重症なので慎重に慎重に登っていく。
やがて、やっとのことで頂上に到着!
真輝君がくれたオレオが最高に美味しかった。
帰りは来た道を戻るのだけど、岩はかなりの急角度のうえに雨で滑るし、道は雨でドロドロになっていてこれまた滑るし、体力は無くなってるしでかなり大変。
それでも『1歩ずつ進めばいつかは帰れる』という精神でなんとか5時間でケーブルカー乗り場まで戻り、トレッキングは終了。
体の疲れはひどいけど、この達成感は何事にも変えられません。
今日は達成記念に新市街にある日本食屋で久しぶりの日本食を食べて終了。
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