彼との出会いはチャンタブリに向かうバスの中だった。
手足に入ったタトュー。
スキンヘッドに髭にグラサン。
でかい体。
第一印象は『安田大サーカスの黒ちゃんに似てるなぁ。』だった。
今日は7時にゲストハウスから国境であるポイペト行きのバスに乗り、バスが途中でパンクしたこともありタイ側の入国審査を終えたのが15時。
バンコクへ戻るかチャーン島へ行くかサメット島へ行くか。迷った挙句にみんなが海が綺麗だというサメット島へ行くことに。
ただ、サメット島は国立公園なので入島料を払わないといけない。物価は高い。そして本当は彼女と行く予定の島だった。
一番近くにある旅行会社に行き、サメット島へ行きたいことを告げると、サメット島行きのバスが無いという。
ローカルバスに乗って次の街まで行き、バスステーションでサメット島へ行きたいことを告げるとチャンタブリ行きのバスに乗るように言われる。
バスステーション内で店をやっている家族と話しながらバスを待つ。
バスの到着時刻が近づいてきた頃に、おばさんがココナッツクッキーを近くの店で買ってきて『ForYou』と言って渡してくれる。
なんて優しい人達なんだと思いながらも、何もできずただ『ありがとう。』と言ってバスに乗り込む。
バスに乗って2時間程経った頃。
朝からの移動でかなり疲れてウトウトしているところに
『何処に行くの?』
と隣の席の男性に話しかけられる。
彼がRAYである。
サメット島に行くことを告げると、
『今日はサメット島行きの船はもう無いし、ホテルは高いからよかったら家に泊まりにおいで』
と言ってくれる。
RAYはいい奴そうだし、家族と暮らしているということなので泊まらせてもらうことに。
バスを途中下車し、RAYの家に向かう。
RAYの家はガソリンを作っているらしく、裕福そうな家。
お母さんは離婚後におじさんと再婚したらしいのだが、その人がまたなんかのリーダーとかでポスターにも載っててすごそうな人。
前のお父さんはチェンマイに住んでいるので、RAYはチェンマイにもたまに仕事に行くらしい。ちなみに彼女もチェンマイに住んでる。
家に着くとちょうど夕食時だったようで、従業員や家族と一緒に夕食を食べさせてもらう。
明日は7時から仕事だということで、一緒の部屋で就寝。
翌日、7時過ぎに起きて出発。
RAYはバスが来るまで待っていてくれて、バスの運転手に行き先まで告げてくれた。
本当にありがとうRAY。大好きですAsia。

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